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       【 最先端ビジネス、企画と構想への道】 2016/3/31日号
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□ ■  一人称スポーツVRで利用したい分野は、「スカイダイビング」がトップ!
□ ■  マルチコプター、ドローン、システムの進化でAI、クラウド化に可能性!

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一人称スポーツVRで利用したい分野は、「スカイダイビング」がトップ!
臨場感HMDのソフト、サービスにビジネスチャンス。民生、産業の用途拡大の兆し
      http://www.aqu.com/vr-ar-need/
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●360度カメラなどの高性能カメラによる臨場感映像は新たなHMD(ヘッド・マウント・
ディスプレイ)の有力コンテンツのひとつだ。一人称スポーツVRで利用したい分野は
「スカイダイビング」がトップ。続いてフィギュア・スケート、スキューバダイビン
グ、スキーとなった。2,100人を対象にアンケート調査を実施したところ、こん
な結果が出た。
●市場ではFacebook傘下のオキュラスVRの製品オキュラスリフトの販売開
始、そしてソニーのプレイステーションVRの発表などが注目されている。対応する
機器としてのゲーム機、高性能パソコンだけでなく、360度カメラ、デジタルカメ
ラ、スマートフォンといった関連機器、さらに、臨場感HMDのソフト、サービスな
どにおいて、ビジネスチャンスは大きなものがある。 今回のアンケート需要調査で
は、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合 現実)、SR(代替現実)な
どへの関心度や、ウェアラブル・アクションカメラ、VR-HMD、AR-HMD、
ドローン(マルチコプター)、360度カメラ(全天 周)などのHMD関連システムに
対する需要度を調査した。
●未来型、臨場感HMD利用サービスへの期待、コメントでは、エンターテイメント
分野以外に、医療、観光などに期待する声が聞かれた。「エンターテイメント分野よ
りも遠隔医療や在宅ワークの支援につながる方に期待している。」(35才、男性、会
社員)、「神経科治療、リハビリなどの医療や健康づくりに、役立たせられればよいと
思う。」(50才、女性、会社員)、「医療の現場で、リハビリやレクレーション、スト
レス解消、痛みの緩和に役立てたら素晴らしいと思います。」(50才、女性、専業主
婦)、「難病の人たちに役立てるようになればよい。」(61才、女性、専業主婦)とい
った意見もある。また、外出できない人をサポートするサービスも面白い。「外出で
きない、体の不自由な人のサポートを遠隔のロボットとドッキングできればいい。」
(41才、男性、公務員)、「外出できない方に映像を送り、一緒に旅行に行っている臨
場感を味わってもらえたらいいと思う。」(66才、女性、パート・アルバイト) など
がある。このあたりは高齢者向けサービスともつながってくる。「自分自身が高齢に
なり身体機能が充分でないので、せめてヴァーチャルの世界で若い時の思い出を実
感、そして夢を実現したい。」(64才、男性)といった意見があった。
●なお、当調査はHMD関連ビジネスに挑む、ビジネス開発、研究開発、製品サービス開
発に取り組む関係者に有益な内容となっている。

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   『臨場感HMD!VR、AR、MRの新用途、新需要動向調査
    -臨場感HMD関連ビジネス市場調査、需要調査編-』
         http://www.aqu.com/vr-ar-need/
   ◆レポート体裁  プリント製本A4版 、PDF ファイル 67頁
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ISBN 978-4-904660-28-7


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はじめに


HMD(ヘッドマウントディスプレイ)関連システムは、いよいよ市場が開花する時
期に入った。

市場ではFacebook傘下のオキュラスVRの製品オキュラスリフトの販売開
始、そしてソニーのプレイステーションVRの発表などが注目されている。対応する
機器としてのゲーム機、高性能パソコンだけでなく、360度カメラ、デジタルカメ
ラ、スマートフォンといった関連機器、さらに、臨場感HMDのソフト、サービスな
どにおいて、ビジネスチャンスは大きなものがある。

今回のアンケート需要調査では、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合
現実)、SR(代替現実)などへの関心度や、ウェアラブル・アクションカメラ、V
R-HMD、AR-HMD、ドローン(マルチコプター)、360度カメラ(全天
周)などのHMD関連システムに対する需要度を調査している。

臨場感HMDの利用用途のひとつとして、スポーツVR動画がある。これは選手視点の実
写、全方位映像のスポーツVRであるが、スポーツの魅力を感じたり、疑似体験ができ
る。1人称視点のスポーツVR動画コンテンツが登場しつつある。そこで、1人称視点
の撮影によって、自分がまるで選手になったかのような感覚で映像(全方位、360
度)を見られるとしたら、どのようなスポーツの実写、VR動画を体験してみたいか
を質問した。その結果、スカイダイビングがもっとも多く、続いて、フィギュア・ス
ケート、スキューバダイビング、スキー、パラグライダー、カーレースなどが上位に
入った。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、スポーツへの関心
が高まる中、こうしたサービスとともに、臨場感の得られる360度カメラの需要も
拡大してゆくとみられる。

HMDメーカーに対する評価コメントでは、ソニーに対するものが多かったが、「SONYが
持っているコンテンツ(映画、ゲーム+α)を最大限に活用してコストパフォーマン
スの良いVR提供を期待している。」 (64才、男性、会社員)、「PlayStationVRに
期待しています。いろいろなゲーム開発されているそうなので早く体験したい。」
(58才、男性、会社員)、「V字復活を遂げたソニーに期待しています。」(48才、男
性、会社員)、「ソニーに期待している。ゲームでいろいろなことを疑似体験したい。
特に、有名人と一緒にダンスしたい。」(17才、女性、学生)などがあった。このほ
か、Google、オキュラスVR、マイクロソフト、セイコーエプソンなどの評価コメン
トが得られた。

未来型、臨場感HMD利用サービスへの期待、コメントでは、エンターテイメント分
野以外に、医療、観光などに期待する声が聞かれた。「エンターテイメント分野より
も遠隔医療や在宅ワークの支援につながる方に期待している。」(35才、男性、会社
員)、「神経科治療、リハビリなどの医療や健康づくりに、役立たせられればよいと思
う。」(50才、女性、会社員)、「医療の現場で、リハビリやレクレーション、ストレ
ス解消、痛みの緩和に役立てたら素晴らしいと思います。」(50才、女性、専業主
婦)、「難病の人たちに役立てるようになればよい。」(61才、女性、専業主婦)とい
った意見もある。また、外出できない人をサポートするサービスも面白い。「外出で
きない、体の不自由な人のサポートを遠隔のロボットとドッキングできればいい。」
(41才、男性、公務員)、「外出できない方に映像を送り、一緒に旅行に行っている臨
場感を味わってもらえたらいいと思う。」(66才、女性、パート・アルバイト) など
がある。このあたりは高齢者向けサービスともつながってくる。「自分自身が高齢に
なり身体機能が充分でないので、せめてヴァーチャルの世界で若い時の思い出を実
感、そして夢を実現したい。」(64才、男性)といった意見があった。

当調査は、2,100人を対象に、アンケート調査を実施し、臨場感HMDの需要動向をまと
めた。また弊社調査データファイルを参考資料として掲載した。当調査がHMD関連ビジ
ネスに取り組む各位のビジネス開発、研究開発、製品サービス開発に少しでも寄与で
きたら幸いである。     


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   マルチコプター、ドローン、システムの進化でAI、クラウド化に可能性!
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空飛ぶロボット、空飛ぶカメラ、空飛ぶセンサーといわれるドローンは、空の産業革
命を牽引する可能性を秘めている。

マルチコプターのドローンは、ホビー用が人気化しているが、日本よりも中国、米
国、フランスなどの企業が先行しており、トップの一角を占めるフランスのParr
otの場合、前年に比べ、倍近い売り上げとなっている。また、特許の面から見ても
海外勢が強く、1994年以降のドローン関連の特許出願では、中国(4,803件)がダント
ツ、米国(936件)がこれに続く。

将来大市場として注目される米国では、商用利用が規制されているが、FAA(米連邦航
空局)は、ドローンの運用を行える企業、団体を商用利用の規制から除外しつつあ
る。最近では、映画、不動産などが認められてきた。アマゾンなども、米国内でのテ
ストが一部認められるようになってきた。ドローンの今後の世界市場では、ビジネス
用、ホビー用ともに、20%強の成長をベースラインとしながら、2018年以降
は、規制緩和、法整備の進展を受け、より成長拡大、40%内外の成長が続くものと
予測される。ビジネス用は、2019年に100億ドル規模に達する。またホビー用
は、2021年には100億ドルを突破する見通しである。

グローバルにおけるビジネス用のドローンの用途としては、空撮、精密農業、監視モ
ニタリング、調査マッピング、エネルギー・インフラなどが挙げられ、災害対策、国
境警備、人命救助、農薬散布、インフラ監視など、幅広い用途に用いられている。国
内市場では、紆余曲折はあるものの、事件などを契機として、ルールづくり、電波
法、航空法の改正等が大きく進むとみられ、ビジネス用、ホビー用を合算すると市場
は、5年後の2020年には、1,000億円規模を突破、2021年には、1,5
00億円規模に達するものと予測される。

ドローンは、システムの進化が予測される。スマホやタブレット等の遠隔操作から、
クラウドを使ったテレビ会議など、ネットを利用した世界が拡がろうとしている。ま
た、GoProの新規参入に見られるように、ウェアラブル・アクションカメラと、
ドローンは極めて相性がよいことから、ウェアラブル・アクションカメラなどの市場
と連動して拡大してゆく可能性がある。さらに、臨場感HMDで知られる、オキュラ
スリフトのようなHMDをつけながらドローンの視界を映像で見る、といった需要も
拡大してゆくことだろう。加えて、未来を見据えると、自撮りができるウェアラブ
ル、クルマと連携するシステムなど、可能性が広がっている。マルチコプターにおい
ては日本は世界に遅れをとっているが、無人ヘリ(シングルコプター)では農業先進国
であり、運営面でのノウハウがある。また半導体、電子部品、ソフトなどにおいて信
頼度の高い技術力があるため、日本企業の今後の取り組みが期待される。
  

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◆レポート体裁  プリント製本A4版 、PDF ファイル 277頁  

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『臨場感HMD、新ウェアラブル機器の需要動向と市場予測に関する調査
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 『 人工知能の開発動向と関連市場、並びに脳科学関連ビジネスに関する調査
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発行編集人 AQU先端テクノロジー総研 Katsumasa Koyasu
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