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【 最先端ビジネス、企画と構想への道】 2013/8/6日号
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□ ■ ウェアラブル機器の市場展望、ウェアラブル・アプリの可能性
□ ■ ウェアラブルコンピューティング時代の幕開け、普及展望
□ ■ ウェアラブルテクノロジーの未来
□ ■ 先進的ウェアラブル・アプリ開発会社の皆様へ
□ ■ 最先端ビジネス情報をプレゼント
□ ■ スマートウォッチ、メガネ端末、魅力的なアプリ連携がカギに
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ウェアラブル機器の市場展望、ウェアラブル・アプリの可能性
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●ウェアラブルコンピュータは、世界的にはフィットネスバンド、メディカルデバイ
ス、スマートウォッチなどの形で、市場形成を始めている。またHMDの発展型として、
Google Glassのようなメガネ型も登場してきており、今後はさまざまな製品が出てく
ると考えられる。最近では、Google、Apple、Microsoftなど世界的IT企業が本腰を入
れようとしており、市場規模も大きく拡大してゆこうとしている。
●ウェアラブルコンピュータの世界市場は、技術革新により、ここにきて市場形成が
進み出した。当該市場は、スマートウォッチをはじめ、さまざまな形態の商品があ
る。市場規模としては、2012年、550 (Millions$)規模とみられる。また。2013年
は、前年比54.5%増の850 (Millions$) 規模と推計される。折から、Google、
Apple、Microsoftなどの参入が見込まれており、こうしたIT企業は、スマートフォ
ンに続く新たな市場を見出そうとしており、事業規模の大きい、戦略的参入が続く見
通しである。市場は、2014~2016年にブレイクする可能性が高い。いわば、
スマートフォン人気の次を行く新製品カテゴリーとして注目されるようになりつつある。
●このような背景もあり、2014年~2015年は年率、200%を超える大きな市場
拡大が予測される。
●今後においては、ウェアラブルコンピュータをスマホのようにアプリのエコシステ
ムの整備が課題であり、この分野での各社の競争が激化すると考えられる。アプリ
マーケットとしては、世界約100億ドル、国内約500億円の規模となってきており、
ハードだけでなくアプリマーケットが重要と考えられる。
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ウェアラブルコンピューティング時代の幕開け、普及展望
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●ウェアラブルコンピュータ(wearable computer)とは、身につけて持ち歩くことが
出来るコンピュータのことで、従来は、ウェアラブルコンピュータとして販売されて
いたことがあった。しかしながら、携帯電話、さらにはスマートフォンの普及に存在
感そのものが消えかかっていたともいえる。
●ここにきて、スマートフォンやパソコンと連携できる、さまざまなライフログデバ
イスともいえるリストバンドや、ウェアラブルセンサー、あるいはスマートウォッチ
などの登場(開発製品化の動き)により、さらにはメガネ端末ともいえるウェアラブル
デバイスの登場(開発製品化の動き)により、ウェアラブルコンピュータの世界が広が
ってきた。
●ユビキタスコンピューティングについて考えると、コンピュータを持ち歩く段階か
ら、身につける(Wearable)段階に入りつつある、という意味では画期的といえる。
●ゆえに、この意味でも、新たな市場といってよく、アプリ、デバイス、センサー、
クラウド、サービス等関連市場は潜在需要が大きい。
●また、スマートフォン、パソコンとの連携によって市場が拡大してゆくとみられ
る。従来のスマートフォン・アプリなどのほか、新たなアプリによって市場が活気に
満ちてゆく可能性が大きい。
●スマートフォンの普及は世界的に見ても、急速な普及拡大を示しており、現在、年
間約10億台規模の世界市場となっており、今後も年成長率、10 ~20%の拡大が予想さ
れる。ウェアラブルコンピュータはスマートフォン、パソコンと連携しながら発展し
てゆくと思われるが、その意味では、スマートフォンを持っている人当たり、一台の
時代がやってきてもおかしくない。まずは、そこに向かって市場が急速に拡大してゆ
くことだろう。そして、次の段階では、一人で、数台(スマートウォッチ、メガネ
型、、、)といった時代に入ってゆくことだろう。また小型ウェアラブルセンサーも合
わせて普及してゆくことだろう。
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ウェアラブルテクノロジーの未来
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●ウェアラブルテクノロジーは、衣服やファッションとも深く関係し、未来の人間の
姿にも反映されていくという意味でも、まさに最先端のテクノロジーといえる。
●ウェアラブルコンピュータは、センサーデバイスにより大きく広がろうとしている
が、それは、デザイン、ファッションなどの要素も重要となってくる。
●最近注目されている健康系ウェアラブルデバイスは、加速度センサーを搭載して歩
数計の役割を持つほか、ときには位置情報記録や脈拍測定が可能となっている。
●いっぽう、スマートウォッチやメガネ型なども、音声、ディスプレイなどさまざま
な最新技術、無線技術等を活用しながら、スマートフォンと連携をしながら、スマー
トフォンができることは、ある程度できる、、、という方向へ向かってゆこうとして
いる。しかも、そこでは未来型ファッション感覚が求められてきている。
●ICチップの小型、軽量化は、ますます進展し、従来の大きさの機器が十分の一、百
分の一、、、というようになってきている。さらにまた、肌に貼り付けるタイプも開
発されたりしている。一般社会で、広く実用化されるのはかなり先ではあるが、セン
サーを組み込んだ衣類などは、用途しだいではしだいに進んでゆきそうだ。
●おそらく数十年後には、コンタクトレンズ型のウェアラブルデバイスのようなもの
も登場してくるだろう。現在から考えれば信じられないことが多い。あくまでも現実
に立脚したビジネスが大事だが、いちおう時間軸で技術ロードマップを描いておくこ
とも大切であろう。
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発行編集人 AQU先端テクノロジー総研 Katsumasa Koyasu
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