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       【 最先端ビジネス、企画と構想への道】   2011/04/06日号
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【INDEX】

□ ■ 夢が広がるテクノロジー!  脳インタフェースシステムの可能性を調査
□ ■ 電力を電波に変換する!  宇宙での太陽光発電に注目 (コラム)

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  夢が広がるテクノロジー!  脳インタフェースシステムの可能性を調査、AQU
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AQU先端テクノロジー総研は、日本再生へ向けて、夢が広がるテクノロジーの活用
が大切であるとし、そのひとつとして、脳科学応用の基盤技術であるブレイン・マシ
ン・インタフェース(BMI)の今後の可能性を調査した。

同社がBMIについて、2300人にアンケート調査を実施したところ、介護、福祉、医
療を中心に、大きな期待が向けられている、夢が広がるテクノロジーであることが分
かった。

また回答者の意見としても、「障害を持った方々の助けになれば、素晴らしいと
思うし、それ以外にも多数の用途が有り得、夢が広がるテクノロジーと思う。」
といった感想が多数寄せられた。

同社は以下のように説明している。


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欧米においては、重度の運動障害者の意思伝達において、侵襲的計測技術の研究
開発が比較的重視されてきましたが、近年、日本の研究機関、研究者において
は、非侵襲計測技術関係において次々と、重要な研究成果が出てきており、世界
をリードする状況となっています。今後、こうした非侵襲計測技術などが脳科学
ビジネスを牽引してゆく可能性が高いと思われます。

最近の注目すべき動向としては、重度障がい者向けの意思伝達システムの製品
化、ゲーム応用、BCIツイッター、BCI開発キットによるアプリ開発、リハ
ビリ応用、車イス応用、遠隔ロボット操作、3D仮想世界応用、マーケティン
グ、トレーニング、家電・PC操作など広い範囲で動きが活発化しています。ま
た将来的には、感性情報システム、脳ライフログ、脳ICTといったものにつな
がってゆくと考えられます。

市場予測では、一般向けの脳インタフェースシステム(BMI、BCI)につい
て、情報入力型、リアルタイム通信型、支援システム・その他として予測を行い
ました。その結果、10年後の2021年には、日本市場、865億円、世界市
場、4825億円と予測されました。その後もさらなる拡大、発展が続き、20
25年には、世界市場で1兆円を突破するとみています。

脳インタフェースシステムは、技術発展、ビジネスの可能性があるだけでなく、
社会貢献、未来社会を真に変革してゆくコミュニケーションプラットフォーム、
さらには未来文化創造にも大きく貢献してゆく可能性を秘めていると考えていま
す。

                  ↓


『脳インタフェース応用市場の展望と研究開発ならびに需要動向に関する調査
- BMI/BCIが拓く、新市場の展望と今後のビジネスチャンスの可能性を探る -』 
          http://www.aqu.com/bmi-bci-research/


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       電力を電波に変換する!  宇宙での太陽光発電に注目 (コラム)
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あらためまして、このたびの東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)に被災されまし
た皆様に、心からお見舞い申し上げます。

さて、東日本大震災は、死者、行方不明者合わせ2万7千5百人以上、建物被害20
万戸強という、日本にとってはまさに戦後最大級の大災害となってしまいました。さ
らにまた、地震、津波を受けた福島原子力第一発電所の事故、放射能漏れは、多大な
影響を各方面に与えることになってしまいました。

今は、避難所にいる人々への支援、現地の救援など、また福島原子力第一発電所の事
故対策など全力を挙げて取り組むべき課題が山積みとなっています。
(現在、いのちがけで取り組んでいる方々に心より敬意をささげます)

そして、同時に大切なことは、全体を俯瞰して、今後の中長期ビジョンに意識を向け
ることであると思います。

「敝るれば(やぶるれば)則ち新たなり。」(老子) ということばがありますが、現
在の状況は、新しい発想で未来を創造してゆくチャンスでもある、と考えることがで
きます。かつての1923年の関東大震災では、帝都復興院(後藤新平総裁)が、大胆な復
興計画を立案したといいます。「復旧」ではなく「復興」を掲げていました。これに
より、その後の東京ができてきました。今回も、未来志向の大胆な復興計画におい
て、各界の英知を結集して、新しい街づくりができることを期待したいと思います。

さて、原子力のことですが、2010年6月に改訂した「エネルギー基本計画」では、再生
可能エネルギーと原発を併せた低CO2電源の割合を2030年までに7割に引き上げるとし
ていました。しかし、今回の原発事故の衝撃を受けて、日本のエネルギー構成は、再
検討せざるをえません。今後は原子力の比重は拡大させず、むしろ、太陽光発電など
の再生可能エネルギーを強力に進めるべきと思います。

そこで、私が最近注目していたのは、宇宙での太陽光発電です。これは、以前より夢
の発電システムとして、日本や米国の研究者が取り組んでいたものですが、この宇宙
太陽光発電は、地上の太陽光発電よりも10倍も高効率といわれています。それは宇
宙での太陽光の強さは地上の2倍、日照時間は雲などで遮られること がある地上の4
~5倍になるためだそうです。具体的には、赤道上空3万6000キロの静止軌道に
ある人工衛星で、光を鏡で集めて発電し、電力を電波(マイクロ波)に変換して地球に
伝送するというものです。(太陽エネルギーを直接レーザーに変換して地表に送るとい
う方式もあります)

実は、宇宙での太陽光発電、すなわち人工衛星を使った太陽光発電の実用化に向け
て、三菱電機、京大、JAXA(宇宙航空研究開発機構)などが、電力をマイクロ波に変換
する技術の実証実験を2011年春からはじめる運びとなっています。見通しとしては、
2025年以降の実用化、商用化を目指すようですが、原子力のリスクとは違って安心感
があります。ただ、頻繁に軌道修正が必要となるなど短所も少なくなく、これらの弱
点をいかに克服してゆくかが課題です。

私は、「情報をエネルギーに変換」という技術と関連して、「電力を電波(マイクロ
波)に変換」して地球に伝送という点がおもしろいと感じています。機材の耐久力を無
視した場合、発電衛星と送電衛星で地球を覆えば、無尽蔵の電力をほぼ24時間365日に
わたって太陽光発電を利用できる、とのことです。

ただし、こうした素晴らしいシステムも、英知や資本を集めて、一気に実用化してし
まうと、従来のエネルギー産業に従事していた人たちの仕事が急減してしまい、混乱
することもあるので、雇用や関連産業も、うまくパワーシフトしていけるとよいと考
えています。 (子安)

(参考)

http://monoist.atmarkit.co.jp/feledev/articles/special/kankyo/sora02/sora_01.html
「夢ではない」実現可能性が増す宇宙太陽光発電

http://www.jaxa.jp/article/interview/vol53/index_j.html
宇宙での太陽光発電、実用化に向けて

http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/pressrelease_files/kouho_926d762ef5d729c7544d1276739468c5_1289788403.pdf
情報をエネルギーに変換することに成功!


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【特別調査報告書】 

◆タイトル
『脳インタフェース応用市場の展望と研究開発ならびに需要動向に関する調査
- BMI/BCIが拓く、新市場の展望と今後のビジネスチャンスの可能性を探る -』 
http://www.aqu.com/bmi-bci-research/
◆レポート体裁  プリント製本A4版 、PDF ファイル 286頁

◆タイトル
『アンビエント情報環境における製品サービスの市場動向と市場戦略
-アンビエント・システム、アンビエント・デバイス等の開発動向とビジネス戦略-』 
http://www.aqu.com/ambient-research/  (専用ホームページ)
◆レポート体裁  プリント製本A4版 、PDF ファイル 285頁

◆タイトル
『新世代ネット端末、新ネットサービスの市場動向と市場戦略に関する調査 
- Android搭載機器、新ネットサービスの市場展望と予測、ビジネス戦略 - 』 
http://www.aqu.com/new-generation/  (専用ホームページ)
◆レポート体裁  プリント製本A4版 、PDF ファイル 228頁

◆タイトル
『新プラットフォームにおけるビジネス市場展望と今後のモバイル戦略
-スマートフォン関連の市場動向とビジネス新潮流、ビジネスチャンス-』 
http://www.aqu.com/new-platform/
◆レポート体裁  プリント製本A4版 、PDF ファイル 224頁

◆タイトル
「あるべき未来からの発想、『先端ビジネス市場の未来戦略』 
-感動価値創造製品の構想と市場展望-」
http://www.aqu.com/mirai-business-strategy/
◆レポート体裁  プリント製本A4版 、PDF ファイル 138頁


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→ 貴社固有のテーマで、調査レポートを提出します。→ info@aqu.com

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・デジカメに関するアンケート調査  米国、ドイツ、フランス、スペイン、各300名
・プリンタに関するアンケート調査  米国、ドイツ、フランス、スペイン、各300名
・スキャナーに関するアンケート調査 米国、ドイツ、各300名
・ライフスタイルに関するアンケート調査 米国、300名

→ 詳細、お見積もりさせていただきます。
  お気軽にご相談ください。    →  info@aqu.com 海外アンケート担当


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発行編集人 AQU先端テクノロジー総研 Katsumasa Koyasu
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