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       【 最先端ビジネス、企画と構想への道】   2008/10/31日号
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【INDEX】

□ ■ ライフレコーダーの新潮流! ライフログシステムの可能性と新市場創造!
□ ■ 小型PC、ミニノート パソコンの動向
□ ■ アマゾン・Kindleの動向、日本市場に新たなインパクトを与えるか ?

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 ◆ライフレコーダーの新潮流! ライフログシステムの可能性と新市場創造!
  「ライフレコーダー・ライフログシステムの市場動向と市場予測に関する調査」
          http://www.aqu.com/wearable-lifelog/ 
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★ このたび、AQUARIUS 最先端研究所は、「ライフレコーダー・ライフログシステム
の市場動向と市場予測に関する調査 」の調査報告書をまとめた。にわかに動き
始めた、ライフレコーダーのビジネス新潮流。今後、ライフログをキーワードとした
新市場が大きく、創造発展してゆく。

【調査概要、はじめに】 

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はじめに

ライフレコーダーは、人間の日常生活におけるデータを継続的に測定する、という意
味で、健康管理にフィットする。

ここ数年、データの無線送信により、パソコンや携帯電話、腕時計等で、体調、活動
量などをグラフ化、管理できるとともに、必要に応じて、健康に関するコーチング、
ときには、医師による診断アドバイスなども行われるようになってきた。ライフレ
コーダーは、さまざまな可能性を秘めている。とくに、2008年に入ってから、特定健
診・特定保健指導に向けたツールとして関心が高まったこともあるが、その用途や端
末は大きな可能性を秘めている。ライフレコーダーは、無線型ホームヘルスケア機
器、家庭用ネットワーク健康機器のヘルスケア系ライフログシステムと深く関係して
ゆく流れと、パソコンとのデータ連動により、情報データ系ライフログシステムと深
く関係する流れとふたつの可能性がある。関心のあるもの同士、たとえば健康データ
が自動的にブログに反映されたり、SNSに反映されたりする中で、ライフログのコ
ミュニケーションは重要な手段にもなりつつある。

折から、ソニーがライフログサービスを展開。映像、写真、ブログ、地図情報等、マ
ッシュアップ形式を取り入れたサービスを開始した。まず50 万人を目標としている。
今後、ライフログにからんだ情報サービスは、急拡大の兆しがあるのである。また中
央大学の学生が実験に参加するなどオリンパスが開発を進めているシースルータイプ
のメガネディスプレイ(ウェアラブルディスプレイ)もSNS 系の会社のトップが高い関
心をもつ、などの動きが出ている。

任天堂のWiiの国内累計販売台数は、2008年05月には、600万台を達成、Wii所持者のう
ち「Wii Fit」が3人に1人、「Wii Sports」が2人に1人が所持しているともいわれる。
Mixi会員、1,400万人、モバゲータウン1,000 万人を突破する中、ニコニコ動画の会員
数も930 万人となった。そして市場は次のシステムニーズ、すなわち、新たな健康
サービス、コミュニケーションサービス、ビジュアルサービス等を求めているともい
える。

当調査では、最新の世界経済の成長率、世界同時株安等についても言及しているが、
当該テーマとなっている人の健康に深く関連した、ヘルスケア系ライフログシステム
は、高齢化社会の傾向、また医療、福祉といった各国の根本テーマともあいまって、
相応の影響は受けるものの、極端な影響は受けないものと予測する。(情報系について
はデータコミュニケーションの加速という視点から、相応の影響は受けるものの、極
端な影響は受けないものと予測する。) よって、新市場を創造するという視点から、
当該市場は、順調に推移してゆくものと予測される。ヘルスケア系ライフログシステ
ム(ハード+サービス)の市場規模は、20%前後の成長が続くとみられ、2012 年には
1,000 億円規模となる。また世界市場では、2015 年に9,000 億円規模となると予測し
ている。さらに報告書では、現状のヘルスケア機器市場、SNS、スマートフォン、ウェ
アラブル機器等の市場調査を行う中で、ユビキタス新時代の事業戦略、マーケティン
グ・ビジョンを提示している。

PDA は一時期、市場低迷したものの、近年ビジネス市場を中心に堅調に推移している
が、昨今のグーグルの携帯電話、ドコモのブラックベリーといったスマートフォン系
の話題ともつながり、新たな可能性を感じさせている。そのほか、市場拡大が続く、
SNS、カーナビ、PND、地図情報サービス、ロケーションビュー等を調査していく中
で、ウェアラブルカメラ、ウェアラブルディスプレイなどの可能性をとらえてきた。
需要調査によれば、これらのウェアラブル端末機器を、回答者の40%強が高く評価して
おり、ライフログをベースとした新ビジネスの可能性が、ヘルスケア系とモバイル情
報データ系に現出してきたと感じられる。当調査が貴社の事業開発、研究開発に少し
でも寄与できれば幸いである。 2008年10月

http://www.aqu.com/wearable-lifelog/ 概要等



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               小型PC、ミニノート パソコンの動向
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画面サイズが5—10インチの「ミニノート」と呼ぶパソコンの世界出荷台数は2008年中
に520万台に達し、2009年には2008年見込み比54%増の800万台となる見通し。(ガート
ナー)成長率はパソコン市場全体の4倍で、需要拡大をけん引するもよう。

ミニノートはインターネット閲覧や電子メールなどに機能を絞り、価格は5万円台が主
流。当初、新興国の学校などでの利用を見込んだが、携帯性や低価格が受け、初心者
向けや2台目としての需要が先進国でも拡大している。小型パソコン、ミニノートは
2007年まではそれほど目立たなかったが、台湾系企業が積極的に市場を拡大すること
により2008年には大手パソコン・メーカーも相次いで参入し始めた。9月に入り、韓国
においても韓国Samsung Electronics Co., Ltd.、韓国LG Electronics Inc.などが製
品発表。

低価格・超小型パソコンは、日本でも工人舎(横浜市中区)などベンチャー企業が先
進的なユーザー向けに小規模に展開していたが、台湾のアスーステック(台北市)が
北米や台湾で発売した低価格モデルが人気になった。また、米ヒューレット・パッ
カード(HP)が、アジアなど新興国での需要拡大をもくろんで低価格モデルを投入
した。

国内大手では、富士通はすでにウルトラモバイルパソコンと呼ぶ画面10型未満の小
型パソコンのシリーズを持つが、試験的に台湾や香港、シンガポールなどアジア各
国・地域で先行発売。NECは小型パソコンのラインアップはないが、記憶装置を持
たない小型軽量の端末(PCリモーター)とデスクトップパソコンを組み合わせた新
ブランド「Lui(ルイ)」を販売している。

(海外の販売比率が高い) 東芝は低価格の超小型パソコンを2008年10月下旬に発売。記
憶容量、120Gバイト。ディスプレイ、8.9インチ、バッテリー駆動時間、2.9時間。重
量、1.1kg。実勢価格、75000円前後である。

参入メーカーとしては、エイサー、HP、アスース、デルなどがある。ただし、バッテ
リー駆動時間は2.9時間~3.7時間であり、ウェアラブルPCとして長時間駆動させるに
は無理があるともいえる。

▼OSの動向

これまでスマートフォンに使うOSといえば、欧州を中心とするノキア傘下のシンビア
ン、マイクロソフトのウィンドウズ・モバイル、米クアルコムのBREWなどが知られて
いた。ところが、グーグルのアンドロイドOS、モトローラやNEC、パナソニックなど大
手携帯ベンダーをメンバーにするリモ・ファウンデーションの「リモOS」など、モバ
イル・リナックス系OSが急成長している。

来年からはアップルのiPhoneとグーグルのG-Phoneが本格的な競争を繰り広げると予想
されているが、米国では携帯キャリア、端末メーカーが携帯OSを巡って激しい駆け引
きを始めている。いっぽう、半導体大手のインテルは、小型軽量・省電力の汎用チッ
プ「Atom(アトム)」を発売し、手のひらサイズの低価格パソコンやモバイル機器市
場の開拓を進めようとしている。

【参考サイト】

▼小型パソコン比較
http://allabout.co.jp/computer/notepc/closeup/CU20080905A/

▼HP 2133 Mini-Note PC スペック
http://h50146.www5.hp.com/products/portables/personal/mini_note2133/specs/v1289w1024120gvhbr_jk.html
http://h50146.www5.hp.com/products/portables/personal/mini_note2133/model_b.html
http://h50146.www5.hp.com/directplus/personal/

※現時点では、メモリー2GB搭載可能ということで注目。
※週刊現代の漫画では、プラス4万円でデスクトップPCに大変身とあり、
ディスプレイ、キーボード、マウス、外付けDVDドライブを別途購入することで、
ふだんはそれらをつなげて、使用しながら、外出するときには、Mini-Note PCだけを
持ち歩く、といった使い方を示していた。ただ、外出時の駆動時間が、2~3時間程度
がやや厳しい?

▼ノートパソコンスペック検索
http://kakaku.com/specsearch/article/core2duo_note/




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             アマゾン・Kindleの動向
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10月下旬、都内での電子出版協会の会合で、アマゾン・Kindleについて話を聞く
機会があった。

まず、以前に来た協会の会合の人数に比べ、倍近い人数、会場いっぱい、約150~200
人が来ており、関心の高さと熱気があった。既存の出版業界の関係者が多かった
ものの、東海大の教授、KDDI、パナソニック、ブリヂストン、セイコーエプソン、リ
コーなどが来ていた。

アマゾン・Kindleを電子ペーパー端末という視点で見ると、コンテンツビジネス
から見た発展、展開の可能性が大きいこと、ハード的にも、システム的にも、サービ
ス的にも、取引先企業との連携しだいで、今後大きく変容してゆく可能性があると実
感した。

何台売れているのか、ということに関しては、ノーコメントであったものの、数ヶ月
間、在庫なしの状況であったことなどを紹介。関係者が、昨年11月から8月までに、
25万台を販売しているという情報もあった。

システムとしては、iTUNES のようなシステムとなっているが、mp3にも対応、オー
ディオブックも聞かれている、ということだった。
オバマ、マケイン候補の夫人の電子出版(コンテンツ)が流され、どちらかが正式に大
統領になったときに、紙出版に入る、という流れもあり、ここでは、電子コンテンツ
流通ならではの取り組みがある、ということであった。

日本での発売に関しては日本語コンテンツをどこまで集められるかだということだっ
たが、かつての、ソニーなどの電子ペーパーに関して、「討ち死にした」という表現
で説明していた。日米の市場の違いはあるものの、ビジネスコンテンツ、EC等への
広がりを予感させた。


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→ 貴社固有のテーマで、調査レポートを提出します。→ info@aqu.com

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ご予算は変わります。(AQUARIUS最先端研究所)

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・プリンタに関するアンケート調査  米国、ドイツ、フランス、スペイン、各300名
・スキャナーに関するアンケート調査 米国、ドイツ、各300名
・ライフスタイルに関するアンケート調査 米国、300名

→ 詳細、お見積もりさせていただきます。
  お気軽にご相談ください。    →  info@aqu.com 海外アンケート担当


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