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     【 最先端ビジネス、企画と構想への道】  2006/12/7
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【INDEX】

□ ■ 「ケンちゃんの晩めし前」12月7日、テレビ東京:17:25~30分
□ ■  ロボット・コンテンツビジネスの可能性
□ ■  空間ロボット、香りも演出(日本SGI)

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  「ケンちゃんの晩めし前」 (テレビ東京:月曜日から金曜日)
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家庭の主婦、受験を控えた中学生、高校生をメインターゲットとしたテレビ番組、
「ケンちゃんの晩めし前」 (テレビ東京:月曜日から金曜日 17:25~30分)、
12月の番組の一部について、協力させていただきました( ⇒ AQUARIUS 最先
端研究所)。日経ブロードバンドのインターネット放送でも流れるメディアミックス
です。http://www.nikkei.co.jp/bb

(12月7日、テレビ東京:17:25~30分) 

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        ロボット・コンテンツビジネスの可能性
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●日本におけるオンラインゲーム市場の市場規模は、2005年で820億円と、04年の
578億円から42%増加している。
●今後、オンラインゲームの発展とともに、モーションメディアとしてのロボットが
融合し、このロボットコミュニティが発展し、家庭のロボットが入出力端末として機
能してゆくことが想定される。この場合、ロボットキャラクターがサイバー上でも
バーチャルロボットとして、機能することが考えられる。
●時代の方向、ビジネス着眼点は、サイバーとリアルの融合という考え方が、ひとつ
のスタイルとなっている。その意味で、サイバー空間とリアル世界のモーションメデ
ィアとしてのロボットが融合してゆく可能性が高い。
●今回のアンケート調査では、モーション(動き)のあるロボット端末は、ラジオ、
テレビ、パソコン、ケータイに次ぐ、第5のメディアとして発展してゆくか? との設
問に対して、「大いに発展してゆく」、「発展してゆく」は合わせると、68%に達す
る。三人に二人は、今後のビジネスについて明るくとらえている、ということが伺え
る。自律型ロボット、コントロール型ロボットの関心度の対比では、自律型ロボット
よりもコントロール型ロボットのウエイトが高かったこともあり、この結果は、当該
市場の発展を強くイメージさせるといえる。ロボット開発者の多くは、知能型ロボッ
トのような自律的なロボットに夢や理想を持ちたい傾向があるものと考えられるが、
マーケット、ビジネスとしては、コントロール型ロボットでのビジネス展開は、現時
点で有望と考えられる。ビジネスとしての関心度は高い。会社ビジネスとしては、プ
ラットフォームビジネス、番組の企画開発、システム開発、コンテンツ開発が多い。
いっぽう、個人ビジネスについては、コミュニティの盛り上げ、キャラクタービジネ
スなどが多い。当該市場のような新市場は、参加者、参加会社全体が、win-winの関係
を築き上げてゆくことが大切と考えられ、その意味では、全体コンセプトを司る、プ
ラットフォームビジネスのあり方が問われることとなる。
●政府レベルの話になるが、日本経団連の産業問題委員会エンターテインメント・コ
ンテンツ関係者連携に関する懇談会では、三井不動産S&E研究所所長が、「楽しさ
に出会えるコミュニティや近景で勝負する街づくりの必要性を訴え、日本のキラーコ
ンテンツであるキャラクターを都市空間に生かすべきだとしている。また、日本発コ
ンテンツの空間化・体系化・産業化を図るため、個別・分散的であるコンテンツを総
覧できるような「ゲーム・アニメ・ロボット博覧会」を開催すること、また、博覧会
の跡地をテーマパークとして日本発コンテンツの殿堂とすることや博覧会を契機にキ
ャラクターロボットの技術革新を進め、キャラクターロボットがいる魅力的な都市空
間を創っていくことを提唱している。また時期については、2008年の北京五輪、
2010年の上海万博による中国のデモンストレーションを踏まえ、世界が注目する
タイミングで、日本としてのアピールを行うべきであるとしている。


          【ロボットメディアビジネスの展望と戦略】 
  - ネットロボットおよび、ロボットコンテンツのビジネス戦略と需要動向、
               市場予測に関する調査-
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           空間ロボット、香りも演出(日本SGI)
 
http://www.sgi.co.jp/newsroom/press_releases/2006/dec/robot.html

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各種のロボットが開発されてきている中で、今度は「空間ロボットRoomRender」とい
うものが登場した。
これは、日本SGIが開発したもので、人間の音声や感情などによってIT機器や家電、什
器などを自在に操作できる、というものである。

もともと、ネットワーク・ロボットの形態イメージとして、バーチャル型(バーチャ
ル空間におけるロボット)、アンコンシャス型(環境に埋め込まれたロボット)、ビジ
ブル(実在)型(目に見えるロボット)という区分がなされていた。また空間の知能
化ということでは、橋本秀紀先生(東京大学生産技術研究所 助教授)などが研究を進
めている。

そういう意味では、空間ロボットという名称は、時流に乗った名称かもしれない。

この空間ロボットの技術は、「ST(Sensibility Technology)、感性制御技術」(日本
SGI、AGIの共同開発)を中核とし、アドバンスト・メディアの音声認識技術
「AmiVoice」を組み合わせて、機器を制御している技術である。

この技術により、ウェブ会議システム用のマイクから音声を拾って、部屋全体の雰囲
気を認識、人間の感情に合わせて空間の雰囲気を演出することができる。このST技術
は、人の発話音声のリズム変位から、6つの感情(怒り、喜び、哀しみ、平常、笑い、
興奮)を認識し人間と機械のインターフェイスの役割を持つ。会議で交わされる
人の音声から感情を分析し、会議の雰囲気をライトによる色で表現。会議を和ませる
など円滑なコミュニケーションを支援する。 例えば、疲れたなあと言うと、部屋が暗
くなり、音楽が流れ、香りが漂い始めるという。

導入コストは、現状の基本構成セット(Feeling Wall、アロマ含む)で、500~600万
円。PC4台で稼動する。同社では、今後、会社の役員会議室、ホテルのスウィート
ルーム、高級マンション、また福祉・介護施設などに展開していくとしている。

電動立ち乗り二輪車、セグウェイ(Segway)の国内販売の開始、マネキンロボットなど
独自のロボットアプローチを展開しており、同社の今後が注目される。。

 
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■□■□■□■□□■■□□ リンクコーナー □■■□□■■□□■■□□

http://www.cas.fussa.tokyo.jp/  シミュレーションソフトの開発者
                 大前賞の受賞者・瓜井さんのホームページ
http://www.nhk.or.jp/miraijin/  がんばれ、未来人!漫画家の三神さんが、
                  NHKの経済新番組「ビジネス未来人」のキャス
                  ターを務めている
http://www.takanishi.mech.waseda.ac.jp/ 早稲田大学・高西教授のロボット研究室
                (「世界一受けたい授業」に出演されました)

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○電子メールマガジン
【最先端ビジネス、企画と構想への道】    2006/12/7
発行編集人 Katsumasa Koyasu
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