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【 最先端ビジネス、企画と構想への道】 2004/10/25 (4)
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【INDEX】
□ ■ If you can dream it, you can do it.
□ ■ ブロードバンド、レゾナントコミュニケーションの世界
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【今日の発想ポイント】
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★If you can dream it, you can do it. 夢が見られるなら、実現できる。
(ウォルト・ディズニー)
ディズニーのような大きな夢を持ちたいものである。
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【ブロードバンド、レゾナントコミュニケーションの世界】
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調査研究の仕事をしていると、過去の開発実績、販売実績、流通動向といった視点の
他、その企業の今後の戦略、ビジョンといったものが重要となってくることが多い。
中でも、私は企画構想力が重要と考えている。
ユビキタスコンピューティングといわれて久しいが、そもそも、「ユビキタス」と
は、米ゼロックス・パロアルト研究所の研究員だったマーク・ワイザー氏(故人)が１
９８８年に提唱したコンピュータ・コンセプトである。語源はラテン語ubiquitous
で、「（神々が）同じ時刻に至るところに存在する」という意味である。つまるとこ
ろ、コンピュータ環境がいたるところにある、という意味になる。
いっぽう、日本では、それ以前に、坂村健氏(現在、東京大学教授)もトロンの開発時
代から同様なことを考えていたという。
これに対し、IBMは「Pervasive」というコンセプトで、コンピュータネットワークの
未来を考えていた。ユビキタスとは結局似ているわけだが、ネーミングでの独自性、
というのも戦略的に重要性を増しているという意味であろう。
ある大手企業の依頼により、ユビキタスが話題にされはじめた、初期の段階でユビキ
タス調査をしたことがあるが、つくづく、企画構想の独自性というものの大切さを感
じた。言い方を変えるなら、未来を先見する力が重要である、ということである。
そのように考えてきたとき、二年ほど前だが、NTTが「ブロードバンド、レゾナントコ
ミュニケーションの世界」という、ビジョンを打ち上げたのには、大変、共鳴 ( =レ
ゾナント ) (^^) するものがあった。
そのNTTは、光ファイバーによるネットワークを軸にしたユビキタスコンピューティン
グの実現に向けた基本指針として、以下のテーマでを策定している。
★ 「"光"新世代ビジョン―ブロードバンドでレゾナントコミュニケーションの世界
へ―」
「レゾナント(resonant)」とは、共鳴という意味であり、社会の動きに共鳴しながら
進む通信環境を目指すというものだ。
同社は(当時)、このような環境の5年後を想定、2007年には経済効果は64兆円に上る、
としている。ちなみに、同社では、2007年に、インターネット利用世帯数は4,175万に
及び、そのうちFTTH、ADSLなどのブロードバンド環境の普及率は75.7%に達する、と予
測している。
同社の描く「レゾナントコミュニケーション」は、これらのブロードバンドネット
ワークを中核に、誰もが、いつでもどこでも簡単に、縦横無尽に、データやサービス
をシームレスに利用できる、というものになる。そして、これらの進展が日本経済の
活性化をもたらし、企業活動が大きく変革する過程で、新たなビジネスが創出され、
光によるレゾナントコミュニケーション環境が進展する２００７年には、日本経済に
対して、約６４兆円規模のインパクトを与える、としているのだ。
企画の最先端にいる人は、こうした企画構想をどしどし、出していただき、智恵、知
識科学の点から、未来を変革創造し、ひいては現実を変革してもらいたいところである。
◆NTT レゾナントコミュニケーション環境の実現
http://www.ntt.co.jp/news/news02/0211/021125_03.html
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◆調査研究実績 （→ コンサルティング、受諾調査も可能です）
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http://www.aqu.com/consul-gisseki.html
・ ＲＦＩＤの最新技術動向と応用アプリケーション市場に関する調査
http://www.aqu.com/rfid/rfid-research-multi.pdf
・ 情報家電系ＲＦＩＤソリューションの市場展望と戦略
http://www.aqu.com/rfid/e-kikaku.pdf
・ ユビキタス市場に関する調査
・ 新事業展開における提携先開拓調査およびコンサルティング
・ 携帯情報端末市場、および営業支援システムに関する調査、コンサルティング
・ 米国インターネットビジネス、コンテンツビジネス、電子出版に関する調査研究
・ 遠隔監視システムの市場動向および需要家に関する調査
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・ 音声認識合成市場、および音声アプリケーションに関する調査コンサルティング
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・ その他
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